GIMP2 ファジー選択の基本の使い方をマスターしよう - 初心者でもできる画像の編集+加工

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GIMP2 ファジー選択の基本の使い方をマスターしよう

20170117.jpg

今回は、無料で使える超高機能な画像編集ソフトGIMP2の
「ファジー選択」の使い方をマスターしよう。
「ファジー選択ツール」の使い方を覚えれば、画像を切り抜いたりして、
背景を透過にしたりすることができるのでとても便利です。

GIMP2の「ファジー選択ツール」とは


GIMP2の「ファジー選択ツール」は、
画像の類似色をワンクリックで選択できる魔法の杖とも呼ばれているツールです。
このツールは、クリックするポイントの同系色が選択範囲となるので、クリックする場所が重要になります。
写真で人物だけを選択範囲にしたい場合に背景がごちゃごちゃしていると、思うように選択できない場合があります。
「ファジー選択ツール」は、はっきりした輪郭の対象物を選択するときに適したツールです。

ファジー選択ツールの呼び出し方


20170117-1.jpg

「ファジー選択ツール」を使う場合は、以下で呼び出すことができます。
  1. ツールボックスの「ファジー選択」アイコン
  2. メニューバーのツール選択ツールファジー選択
  3. キーボードU

ファジー選択ツールで選択してみよう


用意した写真は人物の背景が同系色に統一されているので、ファジー選択には適しています。
20170117-2.jpg


今回は、この写真の人物だけ残して背景を透過してみよう。
「ファジー選択ツール」を選んでから、背景のところでマウスを左クリックします。
20170117-3.jpg

服の部分も選択されていて人物が上手いこと選択されていませんね。
これを「ファジー選択ツール」の中の「ツールオプション」から「しきい値」の数値を調整してみます。
今の試してみた数値は36.0で大きかったみたいなので、これを18.0の数値に小さくしてみます。
20170117-4.jpg


もう一度、背景のところで左クリックします。
「しきい値」を小さくしたことで人物を選択範囲にすることができました。
20170117-5.jpg

GIMP2では「しきい値」は何回でも調整ができるので、画像に合わせて大きくしたり小さくしたりして試してみましょう。

次に背景を透過(透明)にしたいので、
レイヤー透明部分アルファチャンネルの追加を選択します。
20170117-7.jpg

編集消去をクリックして背景を透過します。
消去Deleteキーからでもできます。
20170117-8.jpg


背景が透過(透明)になりました。
20170117-9.jpg

消去したあとで選択範囲が思うようになっていないときには「編集」から消去を元に戻すことができます。

ツールオプション


GIMP2の「ファジー選択ツール」には「ツールオプション」があります。
この「ツールオプション」を上手に使って「ファジー選択ツール」を使いこなそう。
20170117-12.jpg


なめらかに


20170117-13.jpg

選択範囲の境界部分が滑らかになります。

境界をぼかす


20170117-14.jpg

「境界をぼかす」にチェックを入れると、選択した範囲の境界がぼけます。
下の写真は上記で人物だけ「ファジー選択」して背景を透過(透明)にした画像を拡大したものです。
※違いをわかりやすくするために背景色に水色を使用しています。

「境界をぼかす」をしていない場合、選択範囲の境界がくっきりしているのがわかりますね。
20170117-15.jpg


「境界をぼかす」をした場合、選択範囲の人物側がぼけているのがわかりますね。
「境界をぼかす」で半径の数値が大きくなるほどぼけます。
20170117-16.jpg

透明部分も選択可


20170117-17.jpg

「透明部分も選択可」にチェックが入っていることで、透明な部分も選択範囲になります。
逆にチェックを入れていないと、透過している部分は全く選択範囲になりません。

見えている色で


20170117-18.jpg

「見えている色で」にチェックを入れることで、編集や加工をしている画像のキャンパスに、
複数の画像が重なっていた場合、下の透過しているレイヤーも選択範囲に含まれます。

しきい値


20170117-19.jpg

「しきい値」は、最初にクリックしたときの選択される色の領域を、
ファジー(あいまい)にするか、明確にするかを指定するところです。

つまり、色の領域を、ファジー(あいまい)にする場合は、数値を大きくすればいいし、
明確にする場合は数値を小さくすればいいんです。

また、マウスを選択範囲の領域にもっていき、左クリックでドラッグしながら動かすと、
「しきい値」の数値が変わっていきます。
マウスを右・下に動かすと、数値が上がり選択範囲は広がり、左・上に動かすと数値が下がり選択範囲は狭まるので、画像を見ながら、「しきい値」の調整が可能です。

判定基準


20170117-20.jpg

「判定基準」は、類似色のどの成分を基準に選択範囲を識別するかを選択するところです。
「コンポジット」
全ての色を自由に選択できます。初期設定はこれです。

「赤」
三原色の赤色がはっきりしている場合に選択することで、不要な色が選択されるのを回避できます。

「緑」
三原色の緑色がはっきりしている場合に選択することで、不要な色が選択されるのを回避できます。

「青」
三原色の青色がはっきりしている場合に選択することで、不要な色が選択されるのを回避できます。

「色相」
色の三要素の一つ、色相(色あい)を基準にする場合に使用します。
同系色を選択する場合に使用します。

「彩度」
色の三要素の一つ、彩度(色の鮮やかさ、強さ)を基準にする場合に使用します。

「明度」
色の三要素の一つ、明度(明るさのこと)を基準にする場合に使用します。

「判定基準」を利用することで選択範囲が絞り込みやすくなります。

以上、GIMP2の「ファジー選択」の使い方をマスターしようでした。
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